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ピアノスクール

ここでしか学べない
ショパンの奏法に基づくピアニズム・ロシアピアニズム
海外ピアニストの高度テクニック・基礎を習得できます。
難曲のショパンエチュードも
手や身体を楽に美しい音色で弾けるようになります。
幼児から大人の方まで

ブログ

2023-01-19 11:55:00

ショパン奏法について

ショパン奏法について

ショパン奏法とは、

作曲家ショパンが、考案した

ピアノを声楽のように扱うピアノの弾き方です。

 

ショパンは作曲で有名なだけでなく、

実は、とても美しい音色を奏でる名ピアニストであり、

素晴らしいピアノ指導者でした。

 

 

ショパンの時代、

現代のグランドピアノと同様のグランドアクションが発明された為、

高度な演奏を実現可能にしたピアノ技術の進化がありました。

ショパンは、歌(オペラ)が大好きな人で、

歌うようにピアノで表現しようと、

新しいピアノの構造の仕組みに合わせた独自の演奏法を研究、考案したのです。

 

 

 

ショパンの弾き方は、

身体に負担が少なく、真の美しいピアノの音色で表現でき

スムーズに基礎から上級レベルまで上達することが可能な弾き方です。

一般的に教えられている弾き方とは

全く違う、『真逆』とも言える奏法です。

 

 

一般的には、

「指弾き」と言って、

指の力を均等にするために

指を鍛えて指で弾く弾き方、

音の粒を揃えて弾くことが主流ですが、

 

ショパンの弾き方は、

手、手首、腕を柔軟に

指先を繊細に

粒を揃えるのではなく

美しい音をニュアンスをつけて弾く弾き方です。

 

 

このショパンの提唱した弾き方で弾く事により、

一般的に難曲とされているショパンエチュードも

身体を楽に美しい音色で弾けるようなります。 

 

(一般的に日本では、ショパンの弾いていた弾き方とは全く違う奏法で、

ショパンを習います。その為、身体に負担がきて非常に弾きづらいのです。)

 

ショパンは下記のような言葉を書き残しています。

 

ピアノを習うために、今まで試みられてきた、

おびただしい数の無益で退屈な訓練は、

この楽器には何の役にも立たぬものである。

言ってみれば、散歩をするために、

逆立ちして歩くのを習うようなものだ。

おかげで普通の歩き方までおぼつかなくなり、

逆立ちしてもやはりうまく歩けなくなってしまう。

これでは厳密な意味での音楽も(難所と言われるところも)

弾けやしない。

(by ショパン ショパンの奏法草稿より)

 

 

ショパンの演奏は残念ながらこの世にはありませんが、

ショパンの愛弟子カール・ミクリに学んだ

孫弟子で神童、天才ショパン弾きとして讃えられた

「ラウル・フォン・コチャルスキ(1884~1948)」の録音が残っています。

 

コチャルスキの演奏を聴くことで、

ショパンが伝えたかった本当のピアノの音色、

上品で美しく柔らかなピアノ音色を感じることができます。

 

 

ショパン奏法を学ぶメリット

 

 

〇身体を傷めない

〇世界に通用する真の美しく柔らかな音色を奏でることができる

〇表現の幅が広がる

〇音が音楽ホール全体に広がる

〇数日練習しなくても演奏力が衰えない

〇不要な練習がいらない

〇歳を重ねても弾くことができる

〇身体や手の小ささなどのハンディを克服できる

〇難曲が弾きやすくなる

〇スムーズに上達できる

〇美しい音色を奏でることで、

心・身体を癒し、頭が良くなるなど

 

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ピアノは他の弦楽器や管楽器に比べると簡単に音を出すことができます。そのため、

「音を奏でる」という楽器を演奏する際に1番大切な部分を軽く見落としがちです。

 

 

また、一般的にはチェルニーをたくさん練習した段階で

難曲のショパンのエチュードを学習することになっていますが、

根本的にショパン自身、チェルニーとは違う奏法で弾いて作曲していたため

ショパンの奏法で弾かなければ、身体に負担が少なく、美しい情緒的な表現で演奏するのは

非常に無理があると思います。

 

 

ショパン奏法を学ぶことで、ショパンのエチュードをはじめ、ショパン以外の作曲家の楽曲等、

驚くほどに身体を楽に美しい響きで弾けるようになります。

 

 

 

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