マインドが大切 ショパンピアニズム
ピアノ上達に一番欠かせないもの
それは「心」「マインド」です。
「私は、ピアノが上手に弾ける、私にとってピアノは簡単。」
と思い込むのです。
一流ピアニストも私たちも同じ人間です。
ピアニストは、身体の使い方が上手なのです。
皆様も、自分の体の使い方を変えるだけで、上手に弾けるようになります。
自分の身体を変える基本は、まず「心」「マインド」です。
自分のことを信じ、心も身体も愛することが大切です。
手や腕の痛み ショパンピアニズム
弾きたい曲があるのに、腕や手の痛みで弾く事を諦めていませんか?
その痛み、奏法を変えるだけで、
楽にピアノが弾けるようになります!!
才能がないから弾けないのではなく、
弾き方(奏法)、身体の使い方を根本的に間違っているだけです。
実は日本で一般的に習っている弾き方は、世界のプロピアニストとは違うのです。
正しい弾き方を最初から学ぶことで、スムーズに上級レベル、プロレベルまで到達できます。
美しい音色を奏でるメリット ショパンピアニズム
♫美しいピアノの音色を奏でることはメリットがたくさん
心・体を癒し、頭が良くなります。
ピアノを弾くことは、たくさんのメリットがありますが、
海外ピアニストのような美しい音色を自分で奏でられるようになると、
練習しているだけで、
弾いている本人はもちろんのこと、聴いてくださる周りの人の心や身体を癒すリラックス効果があります。
美しいピアノの音色には、ドーパミンが脳内から多く分泌されることがわかっています。
ドーパミンとは、幸福感や快感、意欲を感じるホルモンで元気な体には欠かせないホルモンです。
「やる気」「集中力」が高まり、ストレスを緩和したり、「自己肯定感」を高めたりする効果があります。
また、美しい音色を奏でるには、生活では使わない細かな手や身体の動き、脳を使います。
楽譜を目で見て判断し、脳内で鳴っている音色を耳で良く聴きながら、手や身体、足(ペダル)で再現するのです。
普段使わない、脳、身体の部分を使うことで脳が活性化し、「地頭」が良くなります。
ショパン奏法について
ショパン奏法とは、
作曲家ショパンが、考案したた
ピアノを声楽のように扱うピアノの弾き方です。
ショパンは作曲で有名なだけでなく、
実は、とても美しい音色を奏でる名ピアニストであり、
素晴らしいピアノ指導者でした。
ショパンの時代、
現代のグランドピアノと同様のグランドアクションが発明された為、
高度な演奏を実現可能にしたピアノ技術の進化がありました。
ショパンは、歌(オペラ)が大好きな人で、
歌うようにピアノで表現しようと、
新しいピアノの構造の仕組みに合わせた独自の演奏法を研究、考案したのです。
ショパンの弾き方は、
身体に負担が少なく、真の美しいピアノの音色で表現でき、
スムーズに基礎から上級レベルまで上達することが可能な弾き方です。
一般的に教えられている弾き方とは
全く違う、『真逆』とも言える奏法です。
一般的には、
「指弾き」と言って、
指の力を均等にするために
指を鍛えて指で弾く弾き方、
音の粒を揃えて弾くことが主流ですが、
ショパンの弾き方は、
手、手首、腕を柔軟に
指先を繊細に
粒を揃えるのではなく
美しい音をニュアンスをつけて弾く弾き方です。
このショパンの提唱した弾き方で弾く事により、
一般的に難曲とされているショパンエチュードも
身体を楽に美しい音色で弾けるようなります。
(一般的に日本では、ショパンの弾いていた弾き方とは全く違う奏法で、
ショパンを習います。その為、身体に負担がきて非常に弾きづらいのです。)
ショパンは下記のような言葉を書き残しています。
ピアノを習うために、今まで試みられてきた、
おびただしい数の無益で退屈な訓練は、
この楽器には何の役にも立たぬものである。
言ってみれば、散歩をするために、
逆立ちして歩くのを習うようなものだ。
おかげで普通の歩き方までおぼつかなくなり、
逆立ちしてもやはりうまく歩けなくなってしまう。
これでは厳密な意味での音楽も(難所と言われるところも)
弾けやしない。
(by ショパン ショパンの奏法草稿より)
ショパンの演奏は残念ながらこの世にはありませんが、
ショパンの愛弟子カール・ミクリに学んだ
孫弟子で神童、天才ショパン弾きとして讃えられた
「ラウル・フォン・コチャルスキ(1884~1948)」の録音が残っています。
コチャルスキの演奏を聴くことで、
ショパンが伝えたかった本当のピアノの音色、
上品で美しく柔らかなピアノ音色を感じることができます。
ショパン奏法を学ぶメリット
〇身体を傷めない
〇世界に通用する真の美しく柔らかな音色を奏でることができる
〇表現の幅が広がる
〇音が音楽ホール全体に広がる
〇数日練習しなくても演奏力が衰えない
〇不要な練習がいらない
〇歳を重ねても弾くことができる
〇身体や手の小ささなどのハンディを克服できる
〇難曲が弾きやすくなる
〇スムーズに上達できる
〇美しい音色を奏でることで、
心・身体を癒し、頭が良くなるなど
ピアノは他の弦楽器や管楽器に比べると簡単に音を出すことができます。そのため、
「音を奏でる」という楽器を演奏する際に1番大切な部分を軽く見落としがちです。
また、一般的にはチェルニーをたくさん練習した段階で
難曲のショパンのエチュードを学習することになっていますが、
根本的にショパン自身、チェルニーとは違う奏法で弾いて作曲していたため
ショパンの奏法で弾かなければ、身体に負担が少なく、美しい情緒的な表現で演奏するのは
非常に無理があると思います。
ショパン奏法を学ぶことで、ショパンのエチュードをはじめ、ショパン以外の作曲家の楽曲等、
驚くほどに身体を楽に美しい響きで弾けるようになります。
効率の良い練習方法
皆様は、毎日どのような練習をされていますか?
何度も何度も弾けない所を間違えたまま、弾いてませんか?
ピアノの効率の良い練習法は、
「ミスを1つもしないようように、ゆっくり練習すること」です。。
最初から間違えないように練習することが大切です。